通勤電車より(ガラケーで毎朝チクチクと)。

もうすぐ40歳。慣れない携帯電話からの、主に通勤中のぐだぐだ日記です。広告会社に勤めていますが、新聞はとっていません。テレビもほとんど見ません。…なんて感じで2007年に書き出した日記も、書き続けてもう10年以上が経過しています。さすがに今ではガラケーではなく、スマホで書いてます。

水溜まりが凍った日な日記

寒い。
朝起きて、カーテンをあけたら前の家の屋根が真っ白だった。
鼻から白い大量の二酸化炭素をだしながら、たぶん赤い頬っぺたをして宇都宮線先頭車両に乗り込んだ。
かじかんだ手で三人掛けの優先席の前の吊り革につかまる。
座っているのは20代中頃っぽい会社員カップル。仲良く男の腿の上で堅く手をつないでいる。
席が空いたので僕もその隣に着席…したのだが次の駅でグレーヘアの会社員…50代後半かな?の方達が三名、優先席前の吊り革につかまった。
特に席を譲られる年代の人たちではないんだけど、なんとなく威圧感で…何も言わずに席を立ち、ドアの前に立つことにした。
東大宮で、曇るドアのガラスを指で拭きつつ外を眺めていると、駅前のパチンコ屋さんの入り口フットマットの位置を、従業員の女性が直していた。
前かがみになる都度に、この寒いのに着ている胸元の大きく開いた黒いTシャツからは、大きめの胸の谷間がチラチラしていた。
優先席に座ってたら見えないこともたくさんあるんだぜ〜。
お、大宮で近くの席がごそっと空いた。
座れたので、これからは読書タイムとしよう。