春が近づいてきた。
濃霧のため、宇都宮線は十分遅れ。
電車は混んでいる。
網棚に置いといたボクの荷物を端によけている、身長の低い男がいる。
お弁当の包みが落ちそうだったため、手で押さえる。
『ジャマだよ!あんた!』
と、突然その男に言われたので、危なく言い返しそうになったが、目を見たら危ない感じだったのでグッと抑えた。
遅れている電車はイラついている人が多く、ホントに面倒だ。
今朝は会社に行ってもトラブルだらけなんだ。
帰りは毎日遅いしね。
よく見たら、ボクになんか因縁をつけた男は補聴器をつけていた。
そして会社に、電車が遅れていまして遅刻してしまいます!とメールを打っている。
みんないろいろあるんだ。