年度末の早朝会議のため、いつもより一時間近く早い宇都宮線は、今日も元気に南下中。
昨夜のテレビ『SASUKE』の影響をモロに受け、吊革を持つ指につい力が入る。
さっき電車が通り過ぎた、蓮田の川沿いの桜は三分咲きぐらいだった。
ついに春だなあ。
岡山では18歳の男が38歳の人を電車の入ってくるホームから突然突き落とし、殺してしまったらしい。
この前の土浦駅での無差別殺傷もそうだけど、なんだか電車周りでの若者の精神暴発が多くないか?
イヤでも外に触れなきゃいけない、生活を変えなきゃいけない…春はそんな時期だとも言える。
それに抗うある種の人にとっての、外の景色への…言い換えれば社会との接触地点が駅や電車なんじゃないかな?
僕にとっても、まさしく連休明けの今日は、駅や電車が、体にスイッチを入れる機関だった。
特に大宮を越えたあたり…車窓からビルしか見えなくなるころから、その思いは強くなり、
帰りの電車が恋しくなるのだ。