宇都宮線は雪のためか若干のんびり運行。会社には10分ぐらい遅れてしまうかも知れない。
昨深夜から降り始めたらしい雪は、かなりの大粒でボタボタと落ちて来ている。
これはアスファルトには積もらず、グラウンドをびちゃびちゃにする、子どもにとってはあまり喜ばしくない雪だな。
それでも芝生の庭や公園では雪だるまができそうだ。
ドアの角に立ち、曇るガラスを拭き拭き外を眺めている。
すっかり見慣れてしまい、最近ではあまり見なくなった外の景色だが、それでも雪の日はいつもと違って楽しい。
踏み切りでガタガタ震えながら待っている女子高生の集団があった。
相変わらず生足ミニスカートだ。太股あたりが寒さで斑なピンク色になっている。
最近の高校はエアコンが入っているんだろうか？
ボクの頃はたしか大きなストーブだったな。
いや？それは小中学生の頃かな？
別の星にいた時の記憶を辿るような作業で、いろんなことがすっかりうろ覚えだ。
