通勤電車より(ガラケーで毎朝チクチクと)。

もうすぐ40歳。慣れない携帯電話からの、主に通勤中のぐだぐだ日記です。広告会社に勤めていますが、新聞はとっていません。テレビもほとんど見ません。…なんて感じで2007年に書き出した日記も、書き続けてもう10年以上が経過しています。さすがに今ではガラケーではなく、スマホで書いてます。

父親と呑んだ次の日な日記

いつもの宇都宮線に乗車中。昨夜の雨溜まりが太陽の光でキラキラ光っている。
最近はこの電車のこの車両で、僕が乗車する次の駅で降りる人がだいたいわかってきた。
そんなわけで今日も椅子に座っての通勤ロードだ。
昨夜は70歳代後半になる父親と呑む。
お互い東京を挟んで南と北に住んでいて、電車で二時間ぐらいの距離。近いようでこうやって外で飲む機会は滅多にない。
『俺もかなりイイ年齢になって、病気もあるしいつ倒れるかもしれん。いろいろ長男としてお前にも考えて欲しいこともあるから』
と呼び出されたのだ。
昨夜ぐらいは奢ろう…と寿司屋に入ったのだが、会計はいつの間にか父親が済ませていた。
横浜駅で別れ際、
『今日はもう少しシリアスな話をするつもりだったんだけどな。まあそれはいいとして、今日の件はお母さんにはお前が俺を招待して、支払いもお前がしたって言うんだぞ。俺に出してもらったなんて言うなよ』
と笑って手もふらずに京浜急行の改札へ入っていった。
来月はホントにこっちから誘おうと思った。




今、電車は浦和あたりを走っている。
太陽の光が背中から肩にかけて当たる。
暖かくて眠くなってきた。