朝6時半のホームでは、ラジオ体操が聞こえてくるとは知らなかった。
というわけで、八時の新幹線に乗るために大量の資料を持っての、土曜日の宇都宮線だ。
猛暑が続き、突然の豪雨なんかの影響もあって水が悪くなり、飼っていた川魚も何匹か死んでしまったほど厳しい今年の夏だが、さすがに早朝は心地よい。
とは言え北京五輪の開会式を4時間フルで見てしまい眠くてしょうがないのだが。
それにしても文化的に分かりやすい…という側面もあるのかも知れないが、昨晩の開会式のはあまりにスケールがデカク、圧倒されるほど良かったと思った。
最初の太鼓の発光による、陳腐に表現しちゃうとデジタルとアナログの融合のようなカウントダウンの演出で、僕はすでにやられていたのだ。
ネットにドップリ浸って既に何年もたつのだが、イベントもやっぱり凄いなぁ…ということを久しぶりに思った。
そういえば僕も、10年強、イベントの世界にいたんだっけな。
式の途中で太極拳が出てきた時、谷村新司が「ラジオ体操みたいなものです」と言ってたのだが、ラジオ体操じゃ開会式の演出には組み込まれないだろう。
…でも長野五輪の演出を思い起こせば、無いとも限らないとこが少し怖い。