今の日本の株価のように、毎日の天気も変動が激しすぎる。
今日は雲ひとつない真っ青な空だ。
そんな中、定期を忘れたことに駅までの道のりで気が付いた僕は、電車に一本乗り遅れ、いつもよりも少しだけすいて、いつもよりも少しだけおばちゃん率と若者率の高い宇都宮線に乗車中だ。
僕の頭上には、
ものつくり大学
の中吊り広告。
たしかこの大学って数年前に結構な話題とともにできた大学じゃなかったっけ?
広告にはまるで大学広告のフォーマットのように男女生徒がキャンパスでこちらを見てぎこちなく微笑んでいる。
前からこの広告を見る度に気になっていたのだが、
女の子のTシャツに大きく
「ANARCHY in THE JAMAICA」
と描かれているのは、ピストルズのパロディだとしても、教育機関の広告写真としては適切なのか?と思ってしまう。
アフリカ辺りを旅行中に電車に乗ったら、学校のものらしき広告ポスターが貼ってあって、その中で大きく写っている妙にニコヤカな黒人の女の子が、日本国旗の上に
「日本で無政府主義!」
と日本語で書かれたTシャツを来ていたら…
なんて想像するとその違和感は理解できるかもしれない。
まあホントはどうでもいいんだけど。