始業式のため、いつもより一時間ぐらい早い宇都宮線に乗っている。
なんとなく新年度初日だから…と、キオスクで日経を購入。まだ一文字も読んでないけど。
立派な会社員で混んでると思いきや意外にすいている。
ただいつもの電車より50、60代のおっさん率は明らかに高い。
そういえばうちの会社でも御年輩の人は出社が早いもんな。
ちなみにハゲ率も高い。
ドアにもたれて立っているのだが外の空気はまだ寒い。
右斜め前の吊革につかまっているOLらしき女性の爪には桜の花びらの柄が描かれている。
つい目が止まって顔を見てみると、昔の浅野温子のようなワンレンに切長の目。
高めの鼻に小ぶりのプリンとした唇。
「お〜!美しい!」
と思ったら吊革を持つ手が下に下がり顔全体が見えた。
…あれ?アゴがない。
顔がクビまでストーンという感じだ。
かなりガッカリだ。
…なんてくだらなく失礼なことを記していると、今日がエイプリールフールなことに気が付いた。
なので取り敢えず、
今日の日記は全部ウソでした。
と、言ってみることにしたりして。