早いもので、８月もすでに30日。
長男の長かった夏休みもあと2日だ。
まだまだ残暑が続くらしいのだが、そういえば一日の一瞬、太陽が隠れた時に、
『あれ？夏も終わりかけかな？』
何て思わせる瞬間が、一昨日ぐらいからないわけではない。
妻がパートに行くようになって、幼稚園の夏期保育に結構行っている次男は、いったいどこが夏休みなんだ？って感じで、逆に今日明日の休みを大喜びしているようだが、長男は過ぎようとしている夏休みを噛み締めながら、自由研究である蟻の観察研究を模造紙にまとめている。
宇都宮線は少しずつ黄色くなってきた田んぼの間を南下していく。
つり革に捕まるボクの目前の席には、いかにも北関東という感じの、上下睫毛の長すぎるギャルが二人座っている。
ケータイで夏の思い出写真を一緒に見ながらキャーキャー言っている。
明日は代休だ。
夏休み最後の息子たちと、留守番をしなければならない。
ああ。夏が終わるなあ〜。
