昨日の接待は夕方からだらだらと深夜まで続き、今朝は何だか気持ちが悪い。
いつもより三十分遅い宇都宮線に乗車中。
先頭車両、横並び四人掛け席の前のつり革に立つ。
なぜか前の座っている四人も、そして振り返って後ろの座っている四人も、全員が女性だ。
僕の目の前の三十歳前後と思われる黒髪のきれいな女性は編物をしている。
白いフリフリのたくさんついた服を着ているのだが、胸の谷間がえらいことになってるぞ。
胸が白く大きく、しかも切れ込みが大きいんで、まるでアメリカ映画の女優さんみたいになっちゃっている。
巨大な胸の谷間には青い血管があまりにも艶かしく見えてしまう。
いや、じっくり見てるわけではないのだ。見えてしまうのだ。
その証拠に僕の隣に立つ、女子大生っぽい人もさっきからチラチラ見てしまっている。
右を向くと、先頭車両ならではの電車の景色。運転手さんがいて、線路がビュンビュン走っている。
少し外は太陽が出てきている。
今日は無事に過ぎるといいなあ〜。
明日は朝一で前橋に行かねばならない。